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Welcartの脆弱性対策は何から始める?更新前の確認と保守の相談先

Welcartの脆弱性が気になっているショップ運営者の方へ。更新前の確認事項、決済や独自カスタマイズへの影響、保守・点検の相談方法を解説します。

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Welcartの脆弱性対策。その更新、止まっていませんか? 赤い警告マークとECサイトを表示したパソコン

情報確認日:2026年9月13日

「Welcartの脆弱性について案内が届いたけれど、自社のショップも対応が必要なのか」「更新して決済や注文に不具合が出ないか心配」。そう感じたら、まずは今のバージョンと修正が適用されているかどうか、それから更新で影響を受けそうな機能を確認するところから始めます。

grandworkでは、Welcartを使ったECサイトの更新・保守のご相談をお受けしています。制作したときの担当者がもういない、カスタマイズの内容が分からない、という場合でも構いません。分かっている範囲の情報から聞かせてください。

Welcartの更新・保守について相談する

Welcart公式が、脆弱性への対応を呼びかけています

Welcart公式によると、Welcart 2.12の更新で修正された脆弱性の情報はすでに公開されていて、その脆弱性を悪用した攻撃も確認されています。公式はまだ対応していないサイトに早めの更新を求めていて、独自のカスタマイズがある場合は、更新する前に影響する箇所を確認し、修正するよう案内しています。

参考(上記は公式案内の要約):Welcart公式「Welcart e-Commerce 2.12 更新手順」(2026年9月7日更新、9月13日確認)

更新するときは、本体だけでなく、対象の拡張プラグインとの組み合わせや、独自カスタマイズへの影響を事前に確認しておく必要があります。また公式は、2.12へすぐに移行できないサイトのために、セキュリティ修正を含む暫定版の2.11.35も用意しています。そのため、バージョンが2.11系だからといって未対応とは限りません。どの修正が適用されているかまで確認します。Welcart公式のセキュリティ更新情報

放っておくと、何が起こりうるのか

公表されている問題の一つに、注文情報を悪用したクロスサイトスクリプティングがあります。細工した注文情報が保存され、管理者がその注文を管理画面で開いたときに、管理者のブラウザ上で不正な処理が動いてしまう、というものです。

管理者の権限で勝手に操作されるおそれがあるので、ショップを運営するうえでは見過ごせません。ただし、この問題だけでサーバー全体が乗っ取られる、という話ではありません。成立するには、細工された注文が送られてくること、それを管理者が開くことなどの条件があります。公開された脆弱性の解説

また、脆弱性が公表されたからといって、個々のサイトで被害が出ているとは限りません。反対に、サイトが普通に表示されているからといって対策済みとも言えませんし、外から古いバージョン番号が見えるだけで、被害を受けていると決めつけることもできません。

更新前に確認したいこと

管理画面に入れるなら、まずプラグイン一覧でWelcartと関連プラグインのバージョンを確認します。そのうえで、制作会社や保守担当者に、独自の修正が入っているか、入っているならどの機能に関わるのかを聞いてみてください。

ECサイトの場合、更新後に商品ページが表示されるだけでは足りません。実際に注文を受けられる状態かどうかが肝心です。お使いの機能に合わせて、少なくとも次の点は確認します。

  • カートに商品が入り、購入手続きを進められるか
  • 利用中の決済方法で処理が完了するか
  • 注文情報が保存され、受注メールが届くか
  • 会員ログインや会員情報の変更ができるか
  • クーポン、配送条件、帳票などの追加機能が動くか

テストの注文やメールが、実際のお客様への出荷や連絡につながってしまわないよう、テストのやり方も事前に決めておきます。作業に入るのは、バックアップと、問題が起きたときの戻し方を用意してからです。

当社の更新対応は、今の状態を確認するところから始めます

1. サイトの状態とご相談内容を確認する

Welcart・WordPressの構成、決済方法、更新の状況、独自の機能を確認します。今困っていることや、これからも残したい機能をお聞きしたうえで、必要な作業と見積もりの範囲を整理します。

2. 更新に必要な修正と、検証する範囲を決める

独自カスタマイズの修正が必要なら、どこをどう直すのかをご説明します。テスト環境でどう確認するか、本番の作業をどの時間帯に行うか、作業中に入る受注データをどう扱うかも、サイトの状況に合わせて決めます。

3. 動作を確かめてから本番に反映する

更新と修正の内容を検証し、合意した範囲を本番に反映します。反映したあとも決済・注文・受注メールなどを確認し、行った作業と、まだ残っている課題をご報告します。

4. その後の保守を続ける

更新への対応が終わったあとも、Welcartや関連プラグインの更新、受注・会員データを含むバックアップ、監視、障害時の一次対応を続けて、日々のショップ運営を支えます。

更新のための修正と、月額保守の範囲について

Welcart保守の月払いプランは、月額26,300円(税込)です。更新後の動作確認、毎日のバックアップ、監視、障害時の一次対応などが含まれます。

機能の追加やカスタマイズは、月額保守には含まれません。また、今のサイトの作りによっては、保守を始める前に修正が必要になることがあります。今回の更新に必要な作業が保守の範囲に収まるのか、別にお見積もりになるのかは、現状を確認したうえでお伝えします。

バックアップは毎日1回取得し、10日間保持します。その日に入った受注は復旧できない場合があるので、受注の量や、復旧のときに求める条件もあわせてご相談ください。

Welcart保守の対応範囲・料金を見る

※料金・サービス内容は2026年9月13日に公開ページを確認。最新の条件はサービスページをご確認ください。

よくあるご相談

Welcartのバージョンが分かりません

まずはサイトのURLと、分かる範囲の情報をお送りください。管理画面に入れない場合も、その旨を書いていただければ、どう確認していくかをご案内します。

他社が制作したショップでも相談できますか

はい、ご相談いただけます。カスタマイズの内容や契約中のサービスを確認したうえで、当社で対応できる範囲と、追加の調査や修正が必要かどうかをお伝えします。

月額保守を契約すれば、古いサイトの修正もすべて含まれますか

すべてが含まれるわけではありません。サイトの作りによっては保守を始める前の対応が必要になることがあり、カスタマイズなどは別途お見積もりになります。

オンラインで相談できますか

はい。お問い合わせフォームの「ご相談内容」に、オンラインでの打ち合わせを希望されることと、ご都合のよい日時を2〜3候補書いてください。内容を確認して、日程を調整します。

まずは、現在のショップについてお聞かせください

「更新を止めたままになっている」「担当者がいない」「対応済みなのかどうか分からない」。そういう状況のままで大丈夫です。

サイトのURL、今困っていること、オンライン打ち合わせの希望日時を教えてください。バージョンや決済方法などは、分かる範囲で構いません。最初のお問い合わせに、パスワードや顧客・注文のデータを添える必要はありません。

Welcartの更新・保守についてオンライン相談を申し込む

まずは点検から始めたい方へ

「保守を頼む前に、今の状態と、何をすべきかを知りたい」という場合は、サイトの点検から始めることもできます。更新の状態や既知の脆弱性、簡易的なマルウェアチェックなど、あらかじめ合意した範囲を確認し、結果と、どこから対応すべきかをご報告します。点検のあとに保守契約を結んでいただく必要はありません。

WelcartなどのECサイトの点検は、個別のお見積もりです。点検する範囲と費用は、事前にご相談ください。なお、更新や修正、マルウェアの除去といった実際の作業は、点検には含まれません。